公開講演会 The American Innocence Project: Future Generations from the Founders to The Village
(アメリカン?イノセンス?プロジェクト:建国の父から『ヴィレッジ』へと続く未来の世代)
INFORMATION
アメリカにおける未来の世代への義務意識を、建国の父トマス?ジェファソンにまで遡り、その思想史的起源を探る。ジェファソンは「大地は死者ではなく生きている人々に属する」、さらには「過去の世代は未来の世代を拘束できない」という有名な言葉を残し、その後のアメリカにおける世代間正義論に大きな影響を及ぼした。映画『ヴィレッジ』(2004)を題材に取りながら、ジェファソンの遺産がいかに現代にまで受け継がれているかを検証する。使用言語は英語(通訳なし)。
米国ユタ大学教授
Stacey Margolis 氏
米国ノースウェスタン大学(B.A.)、シカゴ大学(M.A., Ph.D.)に学び、2003 年よりユタ大学英文学科で教鞭をとる。現在、同大学同学科教授。19 世紀アメリカ文学における公共圏の問題を考究した研究で広く知られる。2018 年より、米国における著名学術誌 J19: The Journal for Nineteenth-Century Americanists 共同編集長に就任、19 世紀アメリカ文学研究の牽引者と目されている。主著に、The Public Life of Privacy in Nineteenth-Century American Literature (Duke UP,2005)、Fictions of Mass Democracy in Nineteenth-Century America (Cambridge UP, 2015) がある。
主要な論文に、“Huckleberry Finn; Or, Consequences.” PMLA, vol. 116, no. 2, 2001; “The Rise and Fall of Public Opinion: Poe to James.” ELH, vol. 76, no. 3, 2009; “Network Theory circa 1800:Brown’s Arthur Mervyn.” Novel, vol.45, no.3,2012ほか多数。
詳細情報
名称
(アメリカン?イノセンス?プロジェクト:建国の父から『ヴィレッジ』へと続く未来の世代)
対象者
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料